[技術解説]

【ベンダープレゼンテーション】NECのビッグデータ活用支援策

2013年12月26日(木)NEC ビッグデータ戦略室

企業がビッグデータの利活用を推進するには、ベンダーが提供する支援策などを利用するのが一案だ。ではベンダー各社は、具体的にどのような支援策を用意し、企業のビッグデータ活用を後押しするのか。今回、主要ベンダー7社の担当者に自社の取り組みを解説してもらった。ここではNECの取り組みを紹介する。(編集部)

コンサルティングサービス~クラウドを使った検証環境を提供

 NECでは2012年7月より、ビッグデータ活用を支援するコンサルティングサービス「ビッグデータディスカバリープログラム」を提供する。新規事業創出、売上拡大、業務改革などの目標とデータの活用方法を明確化し、具体的にどの製品を使うのか、どのデータを用いるのかなどを顧客とともに検討する。

 当社がこれまで培ってきた業種や業務向けのコンサルティング、BI/BA/DWHシステムの構築に関する実績やノウハウを活かす点が強みである。これらに加え、分析精度を高めるための独自技術を各種用意。データ活用の効果をもたらしやすくする。

 ビッグデータディスカバリープログラムは、次の3つのフェーズを踏む(図1)。

図1:ビッグデータディスカバリープログラムの概要

フェーズ0:ビジョニング
 当社が蓄積する過去の活用事例を参考にして、顧客が描くビジョンや目的などを顕在化する。どの業務のどんな課題に対処するのかを決めるとともに、プロジェクトを主導する組織体制の確立を支援する。

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