トレンドマイクロが2014年1月9日に発表した。
電子カルテや医療画像を閲覧したり、診療情報を入力したりするため、診療科や薬剤部など各部署で合計250台のiPadを運用する。患者の医療情報漏洩などを防ぐため、2013年5月よりモバイルデバイス管理(MDM)ツールを運用開始した。
病院情報センターと関連する委員会で管理方法をルール化し、モバイルデバイスの運用ポリシーを設定。病院のセキュリティポリシーに反した、院外へのモバイルデバイス持ち出しを監視できるようにした。
製品は、トレンドマイクロの「Trend Micro Mobile Security」を採用した。iPad以外のデバイスを管理できる点を評価した。また、医療業界での導入実績や、病院のクローズドネットワークに対するセキュリティ対策の知見もポイントだった。
今後、iPadの配布台数を増やす予定。iPad向けの診療情報のプレゼンテーション用ビューアの開発を開発し、デバイスの高度活用も進める。データベースソフト「FileMaker」を活用して、電子カルテや各種病院情報システムの補完する計画もある。
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