日本と海外拠点それぞれで発生する業務データをいかに効率よく統合するか。とかく人手に頼りがちな業務を支援するツールをセゾン情報システムが強化した。
グローバル展開する企業の多くにとって、悩みの種となるのがデータの統合だ。ビジネスの“今”を知り最適化を図るには、各国に構える拠点から、販売実績なり会計情報なりのデータを集約して全体像を把握しなければならない。しかし現実には、拠点の規模や現地のIT支援体制の違いなどからシステムは個別バラバラであることが多く、結果、データの統合は一筋縄ではいかない。
こうした悩みに応えることを目標に、セゾン情報システムズが新製品を発表した。「HULFT-DataMagic 英語版」と「HULFT-DataMagic Excel・オプション」の2つである。共に、ファイル転送ソフト「HULFT」を販売・導入する中で顧客から寄せられた要望を元に開発した。
「HULFT-DataMagic 英語版」は、システムごとに異なるファイルフォーマットや文字コードを変換するツール。対象とするデータの抽出、コード変換、レイアウト変更、データベース(DB)への書き込みといった一連の作業を自動化する。製品名にある通り、メニュー体系や画面は英語表示。データの集約先となるデータセンターを海外に構えている場合でも、英語を理解する現地担当者であれば、直感的に使える。今後、他の言語についても順次対応するという。価格はWindows版の1ライセンスが6万円(税別)から。
「HULFT-DataMagic Excel・オプション」は、個人や部署単位で作成するExcelデータを統合対象とするオプション製品。シートの各セル内にあるデータを、他のファイルフォーマットやデータベース項目と紐付け、コードや形式を変換できる。複数のエクセルファイルを一括処理して、統合DBに書き込んだり、帳票出力したりの用途に使える。価格は20万円(税別)。
図 「HULFT-DataMagic Excel・オプション」の使用イメージ(リリースから引用)セゾン情報システムズ / データ統合 / HULFT
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