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日用品卸大手のあらた、情報活用基盤を刷新し顧客への情報提供力を高める

2014年5月13日(火)IT Leaders編集部

化粧品やトイレタリー、ペット用品など約8万品目に上る日用品の卸売事業を営むあらた(本社:東京都江東区)は2013年10月、営業担当者の情報活用基盤を刷新した。レポート作成を効率化することにより、顧客である小売店への支援体制を強化することを狙う。2014年5月12日、アシストが発表した。

 あらたは、顧客である小売店に対する情報提供を重視。1000人を超える同社の営業担当者は、顧客ごとに売り上げの集計や推移などをまとめたレポートを月次で提供している。

 これまで、こうしたレポート作成には「dbQuest」と呼ぶ自社開発の情報検索システムを利用していた。データウェアハウス上の販売実績データを、自由に検索/抽出できるシステムだ。

 しかし、旧システムはレポート機能を備えていなかった。このため、営業担当者はシステム上で抽出したCSVデータをオフィスツールにいったん流し込み、加工してレポートを作成する必要があった。こうした作業には、担当者1人あたり毎月数時間を費やしており、顧客訪問や提案といった中核業務を圧迫していた。

 そこで、データウェアハウス上の販売実績データと連携し、定型レポートを作成するためのシステムを新たに導入した。

新システムにおいては、画面上で条件を指定するだけでデータを検索/抽出し、即座にレポートを作成できる。レポート作成時間を大幅に圧縮したことにより、営業担当者は店頭管理や季節ごとの商品提案といった小売店支援業務に注力できるようになったという。

アシストの「WebFOCUS」を使って構築した。今後、レポートの改良や追加を継続し、営業力の強化に役立てていく。経営ダッシュボード機能も持たせる計画だ。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 あらた
業種 日用品卸
導入システム レポーティングシステム
導入目的 レポート作成時間の短縮、営業力の向上
導入時期 2013年10月
主な利用製品 「WebFOCUS」
関連キーワード

あらた / WebFOCUS / アシスト / 卸売 / BI

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