会計事務所や地方公共団体向けに情報サービスを提供するTKCは2014年8月、Web会議システムの本格利用を開始した。社内外コミュニケーションの円滑化と、意思決定の迅速化が狙い。サービスを導入したシスコシステムズが、2014年8月5日に発表した。
これまで参加者が一堂に会して実施していた会議や研修、打ち合わせなどを順次、Web会議に置き換えていく。離れた拠点間でも互いの顔を見ながら“より深い”コミュニケーションを図ることで、素早い意思決定を下していく体制を整える。メンバーの日程調整や会議室の確保といった手間取る作業を撤廃し、会議に出席するための移動時間や旅費交通費を削減する効果も狙う。
顧客サポートにも活用していく。電話による応対に比べて状況を把握しやすいため、問題解決に至るまでの時間を短縮できると見込んでいる。
シスコシステムズのクラウド型Web会議システムである「WebEX」を採用。社員が手持ちのPCやスマートデバイスから、時間や場所を問わずアクセスできる機能も評価し、実際のワークスタイルに取り入れていく。より高度なセキュリティーが求められる社内会議の通信環境には、リモートアクセスVPNを利用する。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | TKC |
業種 | 会計事務所や地方公共団体向け情報サービス |
導入システム | Web会議システム |
導入目的 | 社内コミュニケーションの円滑化、顧客満足度の向上 |
導入時期 | 2014年8月 |
主な利用サービス | 「Cisco WebEx」 |