化学品商社である長瀬産業は、アジアや欧米拠点で活用中のSAPアプリケーションを単一プラットフォーム上でシングルインスタンス化した。製品開発元である日本オラクルが、2014年10月22日に発表した。
2009年にデータウェアハウス用途で導入した「Oracle Exadata」を最新版にバージョンアップ。従来は個別のプラットフォームで稼働していたアジアおよび欧米拠点の基幹業務向けSAPアプリケーションを、このプラットフォーム上に集約した。これにより、バックアップなどの運用を簡素化できたほか、シングルインスタンスとして24時間稼働に耐えるシステム基盤を実現した。オンラインおよびバッチ処理の性能は、平均2~3倍向上したという。
グループ企業であるナガセ情報開発が構築や導入支援を担当した。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | 長瀬産業 |
業種 | 化学品商社 |
導入システム | 海外拠点向けERP |
導入目的 | 運用の簡素化、可用性向上 |
主な利用製品 | 「Oracle Exadata Database Machine」 |