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ソフォス、標的型攻撃の防御機能をクラウド版セキュリティに追加

2015年2月10日(火)IT Leaders編集部

セキュリティベンダー、英ソフォス(Sophos)の日本法人は2015年2月9日、標的型攻撃を防御するための新機能「Malicious Traffic Detection(MTD)」の提供を開始すると発表した。同社のクラウド型セキュリティソリューション「Sophos Cloud Endpoint Protection」の1機能として提供する。

 MTDは、標的型攻撃における「侵入」「隠ぺい/待機」「情報送信」のプロセスのうち「隠ぺい/待機」フェーズで、攻撃を防御するための仕組み。アプリケーションからのHTTP通信を監視し、アクセス先が、サイバー犯罪者が利用するコマンド&コントロール(C&C)サーバー)や、悪意のあるサイトの場合には通信をブロックする。

 具体的には、アプリケーションが接続しようとするURLを検出すると、「Malicious Traffic Detection(MTD)」のコンポーネントである「Sophos System Protector(SSP)」が、ソフォスの「SophosLabs」がクラウド上に持つデータに対し、そのURLが安全かどうかを問い合わせ、通信をブロックするかどうかを判断する。

 これにより、C&Cサーバーに社内情報などが送信されなくなる。ブロックしたURLは管理コンソールに通知され、その脅威は駆除される。エンドポイントで防御できるため、自社ゲートウェイを介さない外出先の社員からの通信に対しても監視/ブロックができる。

 MIDは、同機能を利用できるライセンスは「Sophos Cloud Endpoint Protection Advanced」と「Sophos Cloud Enduser Protection」で、それぞれの利用料金は、100ユーザー企業の場合に1人当たり5200円(税別)と、6940円。Windows 7以降のサーバー用ではないOSの32/64ビット版で利用できる。
 

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