システムインテグレータのDTSは2015年5月7日、IBMの「IBM Power Systems(旧AS/400)」上に搭載し、大量のデータを簡単かつ素早く分析するソフトウェア「DaTaStudio for Power」をベル・データと共同開発したと発表した。
DaTaStudio for Powerは、経営者から管理層、実務層などITに詳しくないユーザーでも使えるように配慮した分析ツール。Power Systemsのユーザーは、アプリケーションサーバー「IBM WebSphere」に同ツールを搭載することで、DWH(Data Warehouse)などに蓄積してきたデータを分析し、その結果を直感的に分かりやすい形で可視化できる。
Webブラウザをベースとして、直感的でシンプルな操作性を備えているのが特徴。様々な切り口で分析可能であり、蓄積されたデータに加え、随時送信されるデータからも情報を抽出し集計、グラフ化できる。
販売・サポートを行なうベル・データは、IBMビジネスパートナー/IBM認定保守会社として導入を支援する。価格はオープン価格。DTSとベル・データは1億円の初年度売上を目指す。