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[新製品・サービス]

スミテム、業務システムを対象にした比較テストの支援ツールを発売

2015年6月24日(水)IT Leaders編集部

住友大阪セメントグループの住友セメントシステム開発(スミテム)は2015年6月23日、業務システムにおける画像やテキストを対象にした新旧比較テストや、比較結果レポートの作成を支援するソフトウェア「CP-ACCEL Ver1.0」を発売した。テスト工程の品質向上と工数削減を図る。

 CP-ACCEL Ver1.0は、システムの新旧比較テスト業務を支援するソフトウェア。画面キャプチャーや帳票、データベースレコードなどを対象に、比較対象範囲や比較対象外範囲を指定した比較から判定、レポートの作成することで、テスト工数の削減を図る。

 独SAP製ERPなどの業務システムに対するパッチ適用や、バージョンアップ、多拠点展開、インスタンス統合、ハードウェア置換にともなうマイグレーションなどのテストに利用できる。

 主な機能は、「比較設定」「ファイル比較」「エビデンス作成」など。比較設定では、画像ファイルについては、全ファイル共通のものと個別のもので別々に設定できる。テキスト/画像の設定内容を個別ファイルに割り当てるメンテナンス機能もある。

 ファイル比較では、比較元と比較先のフォルダを指定することで、同一名称のファイルを名前順に一括比較し、結果をExcelに出力する。エビデンス作成では、特定のフォルダの中にある画像ファイルを名前順にExcelに出力し、エビデンスを作成する。

 米HP製のテストツール「Quality Center/Unified Functional Testing」などと組み合わせれば、テスト実行から結果判定および比較結果レポート作成までの自動化が図れる。

 なお、2015年9月30日まで、同ソフトウェアの無料モニターを募集している。先着5社を対象に、1社当たり10ライセンスまでを無料で提供する。

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