[インタビュー]
OpenStack共同創設者が、米PivotalフィールドCTOとして利用企業と対話している中身
2015年6月29日(月)志度 昌宏(DIGITAL X編集長)
OSS(Open Source Software)のIaaS(Infrastructure as a Service)構築用のソフトウェアスタックである「OpenStack」。そのOpesStackイニシアティブの共同創設者であり、そのOpenStackを企業市場に提供するために米Piston Cloud Computingの共同創業者がJoshua Mckenty(ジョシュア・マッケンティー)氏である。同氏は今、PaaS(Platform as a Service)のためのソフトウェアスタック「Cloud Foundry」を推進する中核企業である米PivotalでフィールドCTO(Chief Technology Officer)を務め、Foutune100社などの大手企業との対話を続けているという。Mckenty氏は利用企業に何を伝えているだろうか。(聞き手は志度 昌宏=IT Leaders編集部)
OpesStackイニシアティブの共同創設者で、現在は米PivotalでフィールドCTO(Chief Technology Officer)を務めるJoshua Mckenty(ジョシュア・マッケンティー)氏──フィールドCTO(Chief Technology Officer)とは、どういった役割なのか。
良く聞かれるが、まず一般的なCTOとは異なることから説明したい。ベンダー企業に属するCTOの役割は、技術者チームのマネジャーであり、製品戦略や製品の提案などだ。だが私は、Pivotalのエンジニアを束ねているわけではない。
私の役割は、世界中の大手企業に対し、彼らのCTOとして助言することだ。Cloud Foundryの採用や活用方法、そのために組織をどう最適化を図るのかなどに取り組んでいる。
──欧米の大手企業であれば自らCIO(Chief Information Officer)だけでなくCTOを置いているケースもあるはずだ。
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Cloud Foundry / Pivotal / Kafka / OpenStack
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