システムインテグレーターのシーエーシー(CAC)は2015年7月9日、AWS(Amazon Web Services)上で稼働するメールのセキュリティサービスを開始したと発表した。スパム遮断やアンチウイルスに加えて、メール誤送信防止と標的型攻撃メール対策などの機能を提供する。
提供するセキュリティサービスでは、Amazon Virtual Private Cloud上に利用企業専用のメールセキュリティサーバーを構築する。AWS(Amazon Web Services)上でメールのセキュリティ対策を実施することで、管理負担と導入/運用コストの削減を図る。メールの利用量増加などでリソースが不足した場合にも対応できる。
スパム遮断にはダウジャパン製の「Terrace Spam Watcher」を採用する。メールキューを使わずにインメモリーで処理する独自の「MTA(Mail Transfer Agent)」技術を搭載しており、定常的なメール遅延の解消を図る。
メール誤送信防止では、添付ファイルの暗号化と、送信メールの一時保管機能を提供する。標的型攻撃メール対策では、スパム/ウイルス検査後に、送信者のなりすましや添付ファイル偽装も検査する。標的型攻撃メールの疑いがある場合はユーザーに通知する。
本サービスは、CACが提供しているマネージドIaaSサービス「C-nu@ge Enterprise Cloud+」のオプションとして提供する。管理コンソールやサービスデスクによるサポートも提供する。
利用料金は、利用者が1000人の場合で、初期費用としてメールセキュリティサーバー構築費用が6万円(税別、以下同様)、Spam Watcherライセンス費用が147万円。月額費用はSpam Watcher保守が8万6000円、メールセキュリティサーバー利用料が3万1000円から。アンチウイルス機能は4万5000円、標的型攻撃メール対策機能は6万2000円である。
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