JFEシステムズとシーイーシー(CEC)は2015年11月17日、税務関係書類の管理分野で連携し、両社の製品を組み合わせた電子データ化・長期保存製品の提供を開始したと発表した。紙文書スキャンからOCR(Optical Character Recognition:光学文字認識)処理、タイムスタンプ付与、電子文書管理を一元的に行い、税務関係書類の照会業務の効率化を図る。
提供を開始した新ソリューションは、領収書、契約書、請求書などの税務関係書類をシーイーシーの「SmartSESAME MultiScan!(スマートセサミ マルチスキャン)」で電子化し、スキャンデータをJFEシステムズの「DataDelivery(データデリバリー)」がタイムスタンプ局と連携して、電子文書の真実性を確保し長期保存に対応する。
タイムスタンプ付与、一括検証(タイムスタンプ・スキャン属性)、入力者情報の保存によって、電子データの真実性を確保し改竄を防止する。また、OCR(Optical Character Recognition:光学的文字認識)連携により、スムーズに文書情報を登録できる。「DataDelivery」で保管された文書を高速検索可能で、複数条件の組み合わせや、日付、金額の範囲指定など様々な検索機能を利用できる。
ユーザーは、メーカーを問わず既存の複合機で書類をスキャンするだけでe-文書保存が可能になる。複合機はキヤノン、コニカミノルタ、シャープ、東芝テック、富士ゼロックス、リコーの製品に順次対応していく。
スキャンした電子データのほか、既存の業務システムやERPパッケージなど様々な上位システムで管理しているデータと連携して、統合的なデータ管理も可能だ。
価格は500万円から。両社は、金融機関、製造業、流通業、公共/文教系を中心に、今後3年間で300社への導入を目標にする。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



