シーイーシー(CEC)は、自然言語処理や機械学習の分野などのソフトウェアを提供するPreferred Infrastructure(PFI)と、機械学習を利用したビッグデータの活用分野で協業した。その第一弾として、トヨタ自動車の「機械学習を利用したデータ分析システム」の試行導入を支援し、稼働を開始したと発表した。
シーイーシー(CEC)は、製造業に対してスマートファクトリーサービスやデジタルエンジニアリングサービスなどのICTサービスを提供しているSI会社。一方、PFIは、検索・レコメンド技術、機械学習、自然言語処理、分散処理技術などの技術をベースとした製品を開発・提供している。
今回の協業では、シーイーシーが持つ「システムインテグレーションの力とICT基盤の構築力」とPFIが持つ「機械学習を活用したビッグデータの分析技術」という双方の強みを組み合わせ、データをもとに有効かつ迅速にユーザー企業の解決策を提供する「ビッグデータ活用サービス」の開発を共同で進めていく。
協業の第一弾として、トヨタ自動車向けに「機械学習を利用したデータ分析システム」を提供した。日々会社に集まる顧客の意見や困りごとを抽出し、早期発見した情報を各関連部門が活かせるよう、業務改善プロセスに組み込む。