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IDCフロンティア、東西リージョン間のクラウド接続機能を提供

2016年2月29日(月)IT Leaders編集部

IDCフロンティア(IDCF)は2016年2月26日、クラウドサービスである「IDCFクラウド」の東日本および西日本のリージョン(提供地域)同士を、自社の閉域網を用いて接続する「リージョン間接続」機能の提供を開始した。1000km超の東西リージョン間を約1分で簡単に接続できる。

 新たに提供を開始した「リージョン間接続」は、物理的に1000km以上離れた東西リージョン間のクラウドを、Web上のポータル画面から所要時間約1分、数ステップの設定で簡単に接続、解除できるというもの。

 通信速度は、インターネットVPNと比較し2~3倍高速(1Gbpsベストエフォート)となる。暗号化も不要な、安全で安定した閉域網でクラウドシステムを構築できる。コストや、ネットワーク回線調達の時間を削減しながら、サーバーの地理的な分散を図ったり、データセンターへ供給される電力の事業者を分散することで、冗長構成のシステムの構築および事業継続性の向上を図ることも可能。

 IDCFクラウドのリージョン間接続の価格は、接続料金自体は無料で、追加ネットワーク(VLAN)の月額料金が1拠点当たり最大1万円(それぞれのリージョンのIDCFクラウドで接続するネットワークの数だけ必要)になる。

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