米Scalityの日本法人は2016年6月16日、AWS S3(Amazon Web Services Simple Storage Service)API(Application Programming Interface)に準拠したOSS(Open Source Software)のオブジェクトストレージ製品「S3 Server」の提供を開始した。
「S3 Server」は、クラウドアプリケーションの開発・テストに適した、単一サーバー向けオブジェクトストレージ製品である。商用製品の「Scality RING」のS3(Simple Storage Service)ストレージ機能をOSS(Open Source Software)として提供する。Dockerイメージとして配布するので導入も容易で、アプリケーション開発者は、手元の環境で気軽に開発ができる。システム管理者は、開発後に本番環境での稼働までの時間の短縮を図れるようになる。
S3 ServerはNode.jsで開発されており、さまざまな種類のS3 API(Application Programming Interface)をサポートしている。高い互換性を備えているため、アプリケーション開発者は、AWS(Amazon Web Services)S3固有のバインディングや、Java/.NET/JavaScript/Goなどのラッパーを意識せずに開発を進められる。
開発したコードは特別な変更は不要で、そのままオンプレミスで運用することも、AWSまたはS3に対応したパブリッククラウド上で運用することも可能だ。Docker volumeを利用しているので、小規模での開発から、数百TBクラスの大規模デプロイメントにも対応できる。
サポートについては、Docker Hub、Git Hub、Scality S3 Server Portalで、コミュニティベースの無料サポートまたは有料のエンタープライズサポート(英語サポートのみ)を利用可能だ。エンタープライズサポートの価格は月額950ドル。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



