日本システムウエア（NSW）は2016年7月13日、時間や場所を問わずさまざまな決済を可能にするスマート決済サービス「NSW-SmartPay」の提供を開始した。接客から販売、決済処理までをつなぎ目なく対応可能にし、販売機会損失の低減を支援する。
「NSW-SmartPay」は、スマートフォンやタブレット端末、PCなどの業務端末と専用のモバイルカードリーダーを組み合わせ、クレジットカードやJ-Debitカード、口座振替、リカーリング（クレジットカードによる継続課金システム）といったさまざまな決済ができるようにするFinTech（Financial Technology）サービスである。
各決済センターへのインターフェースを標準搭載しており、低コストでシステムの連携を図れる。また、カードリーダーと業務端末はBluetoothで接続するため、決済処理で発生する通信コストは業務端末の通信部分のみになる。
セキュリティ面では、クレジットカードをカードリーダーで読み込む際にカード情報は暗号化されるため、データを安全に取り扱える。加えて、カードリーダー自体にはカード情報を残さない。
NSWは、生命保険会社や流通小売業をはじめ多岐にわたる業種を対象に、3年間で20社への導入を目指す。
