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Google Apps for WorkのSSO機能にブロックチェーンを導入─サテライトオフィス

2016年8月5日(金)IT Leaders編集部

Google Appsを使った社内情報システムの導入支援サービスなどを提供するサテライトオフィス(Sateraito Office)は2016年8月5日、SSO(Single Sign On)機能を提供するサービス「サテライトオフィス・シングルサインオン for Google Apps」に、シビラと共同でブロックチェーン(分散型台帳技術)を導入した。

 サテライトオフィスは、ログイン制御を可能とするSSO(Single Sign On)機能における管理者操作ログを、ブロックチェーン(分散型台帳技術)を使って保存可能にした。管理者の操作ログをブロックチェーンに書き込むことで、改ざんが困難なブロックチェーンデータとしてログの内容を保証できるようになる。

 サテライトオフィス・シングルサインオン for Google Appsでは、アカウントや組織・グループ、メーリングリストの一括管理や、IPアドレス、ブラウザー、キャリア、端末種類(iPhone/Android)といった単位のGoogle Appsログイン制御が可能だ。社内・社外ネットワーク、スマートフォン、従来型携帯電話などのポリシーを個別に設定可能で、ログインはプロファイル設定によってメンバーや組織単位に制御できる。ログインログの取得などにも対応している。

 Google App Engine上で稼働するため安定的に動作する。Google Apps Marketplaceで無料提供しており、管理者がサービスを追加することで、企業内メンバーが利用可能になる。ハードウェアやソフトウェアを別途用意することは不要で、容易にアンインストールできる。

 サテライトオフィスは今後、ほかの既存サービスにもブロックチェーン技術を使用したデータ保証機能を追加していくほか、新サービスの提供も検討していくとしている。

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