日立ソリューションズは2016年10月6日、メール利活用基盤「活文 Enterprise Mail Platform(旧称:留め~る)」で、メールを無害化するオプションを発表した。添付ファイルの画像変換などにより、マルウェアを除去できる。11月1日から提供を開始する。
「メール無害化オプション」では、添付ファイルの画像形式への変換や削除、HTML形式のメールのテキスト形式への変換を強制的に実行することで、企業の情報システムや自治体のLGWAN(総合行政ネットワーク)へのマルウェア侵入を防げる。
具体的には、受信メールの添付ファイルを削除してからメールサーバーに転送する。添付ファイルは画像へ変換して、安全に内容を確認することも可能だ。
受信メールがHTML形式の場合は、テキスト形式に強制的に変換することで悪意のあるコードを無効化し、マルウェアの侵入を防げる。
オリジナルの受信メールや添付ファイルを特定のサーバーに保管することで、特定の利用環境下でのみ無害化前のメールや添付ファイルを閲覧可能にすることもできる。
メール無害化オプションの価格は、オープン価格。初期導入費用は別途必要で、年間保守費用は価格の20%になる。
活文 Enterprise Mail Platformは、メールシステムの安全な利活用を支援する製品である。送信メールの一時保留や添付ファイルの暗号化の機能を提供する。オプションで上長承認やWebアップロードの機能も用意している。
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