ダイキン工業は2017年2月1日、製造業を対象に、製品開発の予算管理や部品構成管理、顧客管理などの業務用のアプリケーションを容易に開発するためのシステム「Smart Innovator」を発表した。開発時間の短縮や業務の効率化を図れる。2017年4月1日に発売する。
「Smart Innovator」では、プログラミングのスキルは不要で、設定項目に必要な情報を入力することで業務アプリケーションを開発できる。一からの自社開発に比べて、プログラム設計やコーディング、テスト期間の工数を削減でき、開発期間の短縮やコストの削減を図れる。また、ダイキン工業が持つノウハウを基にしたコンポーネント(アプリケーション構成要素)を備えており、製造業特有の情報管理に対応した複雑な業務アプリケーションの開発も可能だ。
AI(Artificial Intelligence:人工知能)機能を搭載しており、収集したデータを分析して故障予測や修理に必要な部品の判断をしたり、営業にまつわる様々な情報から売り上げ予測をしたりなど、業務の効率化に活用できる。
直感的な操作で、優れた操作性と表現力のあるアプリケーションを開発できる。業務アプリケーションの運用中も、業務の変更やニーズの変化に迅速に対応するための機能改善・用途拡張が可能だ。
コンポーネントには、様々な情報が格納されている膨大なテーブルや集計結果を高速に一覧表示する「データグリッド」、E-BOM(設計部品表)を構築するための「ツリーグリッド」などが用意されていて、製造業の企業ごとに独自性のある業務に対応できる。
開発した様々な業務アプリケーションを同一基盤上に構築することで、アプリケーション間でのデータ共有が可能だ。グローバル・大人数環境でもデータの共有・活用を図れる。膨大な企業内の情報を集約し、製品開発現場から経営層まで最新の情報を活用しながら業務を進められるようになる。
Smart Innovatorの価格は、300万円(25ライセンス)からになる。
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