電通国際情報サービス(ISID)は2017年5月25日、米Paxataのデータプレパレーション基盤「Paxata(パクサタ)」の販売および導入支援サービスの提供を開始すると発表した。そのために日本総代理店であるアシストと戦略的パートナーシップ契約を締結した。アシストは販売・技術・マーケティング面でISIDを支援する。
「Paxata」は、統計やITに深い知識がない利用者でも、効果的な分析に求められるデータの準備を可能にするデータプレパレーション用の基盤である。様々なデータソースやフォーマットのデータを直感的なUI(User Interface)上に可視化できる。データの整形・加工に特殊なコーディングは不要で、簡単に利用することが可能だ。
Paxataが搭載する機械学習のアルゴリズムが、データ準備作業時に様々な加工パターンを推奨する。AI(人工知能)が作業を支援することで、分析に適したデータを効率よく加工し作業期間の短縮を図れる。
Apache Sparkを採用しており、分散コンピューティングにより大容量データを迅速に処理することが可能だ。セキュリティ面では、様々な部門が利用することを想定してLDAPやSAML認証などの標準的な認証に対応している。
Paxataの年間サブスクリプション(製品サポート含む)は、960万円(税別)からになる。