みずほ銀行と日本IBMは2017年8月24日、テロ資金などへの対策として、大量のデータから洞察を導き出す“コグニティブ技術”を搭載したIBM Watson製品を活用し、リスク管理を高度化・効率化する業務検証を開始したと発表した。
具体的には、IBM Watsonを利用した金融機関向けのクラウドサービスで、金融犯罪に関する知見を備えた「IBM Financial Crimes Due Diligence with Watson」を使う。これにより、各種ニュースソースのふるい分けなど、これまで手作業で行なっていた業務を自動化する。
今回の検証は、シンガポールで実施する。成長するアジア市場の中核であり、規制対応とFinTechの活用に積極的に取り組んでいる市場である。今回の検証後、シンガポール以外の拠点も含め、グローバル地域での活用も検討する。
みずほ銀行は、テロ資金やマネーロンダリングへの対策として、各国の規制に応じたリスク管理を実施している。膨大な情報を収集して精査するためには、業務プロセスを高度化するとともに、業務の効率化が必要だった。IBM Financial Crimes Due Diligence with Watsonによって、膨大な情報の収集と分析にかかる時間を短縮する。
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