ヤマハは2017年9月25日、WAN側回線としてモバイル回線を利用できる拠点向けエッジルーター機器「NVR700W」を強化し、マルチキャリアで利用できるようにしたと発表した。ファームウェアの更新によって、これまでのNTTドコモ網に加え、ソフトバンクおよびKDDIのLTE/3G網も利用できるようになった。
写真1:NVR700Wの外観拡大画像表示
NVR700Wは、ヤマハが2016年7月に販売を開始した、拠点向けのエッジルーター機器である。最大の特徴は、WAN側の通信回線としてモバイル回線を利用できることである。SIMカード直接挿入して利用する。モバイル回線を固定回線のバックアップ回線として使えるほか、モバイル回線には場所を問わずに素早く開通できるメリットがある。
今回、ファームウェアの更新によって、モバイル回線の選択肢を増やした。これまでも利用できていたNTTドコモ網だけでなく、ソフトバンク網とKDDI網も利用できるようにした。MVNO(仮想移動体通信事業者)を含め、国内3キャリアのすべての網を利用できるようにした。
その他のNVR700Wの主な特徴は以下の通り。WAN回線は、モバイル回線のほかに、イーサネット(1000BASE-T)と光回線が利用できる(イーサネットと光回線は排他)。光回線を直接収容するためのOCU(光回線終端装置)を内蔵しているため、別途OCUを用意する必要がない。
IPsecなどのVPN接続機能や、OSPFやBGPなどのルーティングテーブル交換プロトコルなど、エンタープライズ向け機能を備える。VoIP機能も備える。
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