富士通は2017年11月6日、外部ストレージ「ETERNUS」のラインアップを刷新し、SAN(FC、iSCSI)ストレージの新モデル4機種を発表した。オールSSD構成の「FUJITSU Storage ETERNUS AF」シリーズ2機種と、SSD/HDDハイブリッド構成の「FUJITSU Storage ETERNUS DX」シリーズのミッドレンジモデル2機種である。12月18日に出荷する。
新機種は、データベースやサーバー仮想化などの代表的なシステム用途において、データ処理性能を従来比で約30%向上させたとしている。装置全体のデータ処理を最適化する独自技術によって、CPU利用効率を向上させた。メモリー容量は、従来比で最大4倍とした。FC(FibreChannel)インタフェースの帯域は従来の2倍となる32Gbpsとした。
写真1●FUJITSU Storage ETERNUS AF250 S2 オールフラッシュアレイの外観(出所:富士通)
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新機種ではまた、既存のストレージシステムからデータを移行する際に、業務システムを停止させることなく移行できるように、専用の機能を搭載した。これにより、サービスを継続したまま、ストレージを切り替えられるようになった。
新機種の仕様と価格は、表の通り。
製品名 | 主な仕様 | 販売価格(税別) |
---|---|---|
FUJITSU Storage ETERNUS AF250 S2 オールフラッシュアレイ |
メモリー64GB 2~48ドライブ 最大737TB |
323万2000円から |
FUJITSU Storage ETERNUS AF650 S2 オールフラッシュアレイ |
メモリー512GB 2~192ドライブ 最大2949TB |
1927万6000円から |
FUJITSU Storage ETERNUS DX500 S4 ハイブリッドストレージシステム |
最大256GB 2~528ドライブ 最大5280TB |
882万4000円から |
FUJITSU Storage ETERNUS DX600 S4 ハイブリッドストレージシステム |
最大512GB 2~1056ドライブ 最大10560TB |
1251万1000円から |