NTTデータ先端技術は2017年12月6日、システムの構築や設定変更といったシステム管理業務を自動化するオーケストレーションソフト「Cloudify」(クラウディファイ)の取り扱いを開始すると発表した。製品の販売に加え、導入や運用などのSIサービスも合わせて提供する。開発会社は、イスラエルのCloudify Platform。
NTTデータ先端技術の「Cloudify」は、システム管理を自動化するオーケストレーションソフトである。サーバーの配備やソフトウェア群のインストールと設定といったデプロイ処理だけでなく、稼働状況の監視や障害時の復旧、性能や容量の動的な拡張といった運用フェーズを含めて自動化できる。また、オンプレミス環境だけでなく複数のクラウド環境も一括で制御できる。
図1:Cloudifyの概要(出典:NTTデータ先端技術)拡大画像表示
システム構成の定義方法は、オーケストレーションの標準仕様であるTOSCA(Topology and Orchestration Specification for Cloud Applications)に準拠している。構造化されたYAML形式のフォーマットを用いて、サーバーやアプリケーションなどノード間の関係性を定義できる。特定のクラウドやネットワーク機器に依存しない抽象化された形で表現できる。
プラグインにより、各種の環境を制御できる。シェルスクリプトやPythonなどを実行するためのスクリプトプラグインと、他のサービスの機能をCloudifyから実行するためのパッケージプラグインがある。パッケージプラグインは、OpenStack、VMware vSphere、AWS、Azure、Kubernetes、Docker、Ansible、Chef、Puppetなどに標準で対応しており、Pythonを用いてカスタムプラグインを開発することもできる。
NTTデータ先端技術は、Cloudify製品の販売に加えて、導入のためのコンサルティング、制御対象となるクラウド基盤やネットワーク装置との接続のためのカスタマイズ開発、保守およびサポートサービスまでトータルで提供する。
| 名称 | 概要 |
|---|---|
| OpenStack | OpenStack管理のリソースをプロビジョニングするためのプラグイン |
| vSphere | VMWare vSphere管理のリソースをプロビジョニングするためのプラグイン |
| AWS | Amazon Web Services管理のリソースをプロビジョニングするためのプラグイン |
| GCP | Google Cloud Platform管理のリソースをプロビジョニングするためのプラグイン |
| Azure | Microsoft Azure管理のリソースをプロビジョニングするためのプラグイン |
| Kubernetes | Cloudifyのblueprintsの内容をKubernetes管理形式に変換するプラグイン |
| Netconf | TOSCA形式の記述からNetconf形式のコンフィグレーションに変換するプラグイン |
| Fablic | Cloudifyのblueprintsの内容をSSHに変換するプラグイン |
| Diamond | モニタリング(監視)用のプラグイン |
| Docker | Dockerコンテナをデプロイするためのプラグイン |
| PSUTIL | OSのメトリクス情報を取得するためのプラグイン |
NTTデータ先端技術 / AWS / VMware / 自動化
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