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富士ゼロックス、ドキュメント管理ソフト新版でモバイル向け機能を強化

2017年12月20日(水)IT Leaders編集部

富士ゼロックスは2017年12月19日、ドキュメント管理ソフトの新版「DocuWorks 9」を発表した。2018年1月17日から順次提供する。新版では、クラウド連携など、モバイル用途に向いた機能を強化した。

 DocuWorksは、文書管理ソフトである。パソコンを使いつつ、紙を扱うような感覚で電子文書を管理できるとしている。新版では、時間や場所を問うことなく、仕掛かり中の作業を継続できる、モバイルワーク向けの機能を強化した。

 新機能として「お仕事スペース」機能を追加した。ここに、作業に必要な文書を集めておける。同期ボタンをクリックすると、富士ゼロックスのクラウドサービス「Working Folder」と同期できる。これにより、自宅や外出先で使っている別のパソコンやモバイル端末から、そのスペースにアクセスして、閲覧・編集できる。

 ファクスの送受信といった作業内容に合わせてアイコンの位置をカスタマイズできるツール「お仕事バー」も強化し、複数のタブを展開できるようにした。これにより、作業別にカスタマイズした複数の業務環境を同時並行で進めることができるようになった。

 新たに、「ふでばこ」機能も追加した。日付印、スタンプ(「承認」や「社外秘」など)、付せん、マーカーなどの電子文房具(アノテーション)を、仮想的なふでばこに格納しておける。こうして、よく使う機能や最近使った機能を簡単に呼び出せるようにした。

 価格(税別)は、買い取りの場合、1ライセンス版が1万5800円など。サブスクリプション版の場合、同時1ユーザー版が月額800円など。Working Folderと組み合わせて使う場合は割引価格となり、5ユーザー版は月額2000円になる(通常では月額2500円)。

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