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アシストが現場向けBIソフト新版「WebFOCUS 8.2」、洞察をポータルで共有可能に

2017年12月25日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アシストは2017年12月25日、現場のエンドユーザーが日々の業務改善のために使うオペレーショナルBI(ビジネスインテリジェンス)ソフトの新版「WebFOCUS 8.2」を発表、同日提供を開始した。新版では、ユーザーが得た知見や洞察をWebFOCUSのポータル上で共有できるようにした。開発会社は、米Information Builders。

図1●WebFOCUSのポータル上でコメントを共有し、やり取りできるようにした(出所:アシスト)図1●WebFOCUSのポータル上でコメントを共有し、やり取りできるようにした(出所:アシスト)
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 WebFOCUSは、現場向けのWeb型BIソフトである。業務データをリアルタイムに取得/分析して、日々の意思決定に役立てられる。WebブラウザからWebダッシュボード画面にアクセスして利用する。ダッシュボード画面は、任意の分析グラフやレポートをエンドユーザー自ら自由に配置できるポータル型としている。

 ポータル部品(特定の業務データを分析するビューやグラフなど)は、情報システム部門があらかじめ作成しておくこともできるが、エンドユーザーが新たなポータル部品を作成することも可能。接続先のデータベースなどを選び、表現するグラフの種類を選び、データベース項目名などを割り当てることで、分析グラフのポータル部品を作成できる。

 今回の新版では、ポータル機能を強化した。ユーザーが得た知見や洞察を、WebFOCUSのポータル上で共有できるようにした。ユーザー間でページやコメントを共有し、やり取りができるようになった。

 データを視覚化する機能も強化した。操作性を高めてユーザー自身でデータを視覚化しやすくしたほか、地図情報と連携したアプリケーションやチャートを追加して表現力を高めた。

 データ処理を自動化するためのメタデータも整備した。メタデータのデータ属性や階層構造を自動で定義し、業務に沿ったメタデータを提供できるようになった。メタデータを利用してデータを情報に変えるサンプルコンテンツを自動で生成できる。メタデータに対するセキュリティ設定も可能である。

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