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ERPと連携し生産計画などをガントチャートで可視化、PBCがDynamics NAVのアドオンを販売

2017年12月26日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Microsoft ERP/CRM導入コンサルティングを提供するパシフィックビジネスコンサルティング(PBC)は2017年12月25日、ガントチャート作成ソフト「Visual Scheduling Suite for Microsoft Dynamics NAV」を発表した。日本マイクロソフトのERP(統合基幹業務パッケージ)ソフト「Microsoft Dynamics NAV」のアドインソフトとして、2018年1月15日から提供する。価格(税別)は、標準パックが135万円。Dynamics NAVのライセンス費用は別途必要。

 Visual Scheduling Suite for NAVは、ERPのDynamics NAVと連携し、生産計画やプロジェクト管理の進ちょく状況をガントチャート(作業工程のスケジュールを横棒で表現したグラフ)で可視化するツールである。(1)生産計画、(2)プロジェクト計画、(3)修理計画の3つの機能から、ニーズに合わせて必要な機能を選択して導入できる。Dynamics NAVのアドインソフトであるため、Dynamics NAVと連携するための設定や開発は不要である。

図1●Visual Scheduling Suite for Microsoft Dynamics NAVの画面(出所:パシフィックビジネスコンサルティング)画面1:Visual Scheduling Suite for Microsoft Dynamics NAVの画面(出典:パシフィックビジネスコンサルティング)
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 (1)の「Visual Production Schedule」(生産計画ガントチャート)は、Dynamics NAVの生産管理モジュールと密連携し、製造オーダーや生産ラインの稼働状況をガントチャート形式で可視化する。製造オーダーごとの生産状況や納期が一目で分かる。ドラッグ&ドロップで直感的に生産計画を調整できる。中~小日程レベルでの生産計画の立案を効率化できる。

 (2)の「Visual Jobs Scheduler」(プロジェクト計画ガントチャート)は、Dynamics NAVのプロジェクト(ジョブ)管理モジュールと密連携し、プロジェクトの工程やリソースの負荷状況などをガントチャート形式で可視化する。緻密なプロジェクト管理が求められるシステム開発会社や、建設工事業、企画型旅行業など、プロジェクト単位でのワークスタイルが求められる業種に向く。

 (3)の「Visual Service Scheduler」(修理計画ガントチャート)は、訪問修理などの保守メンテナンス業務における修理計画の立案・調整を支援する機能である。サービスエンジニアのスケジュールと負荷状況を可視化する。修理依頼の割り当てや、対応予定の調整を、ガントチャート上で行える。

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