セキュアIoTプラットフォーム協議会の技術/標準化委員会は2017年12月27日、会員企業であるサイバートラストと米Rambusが取り組むセキュリティ実装の検証を開始したと発表した。
サイバートラストと米Rambusは、セキュリティを主な目的に、IoTデバイス管理ソフトを開発している。IoTデバイスの製造段階で電子認証情報を格納する仕組み。認証情報をクラウドサービスへのアクセス制御に使うほか、リモートでのソフトウェアの更新など、デバイスのライフサイクル全体を管理できるようにする。
この仕組みは、生体情報を取り扱うミツフジ製の着衣型ウェアラブルデバイスなどでの活用が予定されている。
セキュアIoTプラットフォーム協議会の技術/標準化委員会は、サイバートラストと米Rambusのセキュリティ実装の仕組みが、セキュリティ・バイ・デザインによって設計・開発されていることを検証するとともに、協議会としてのセキュリティ基準の制定を進めていく。