FIXERは2018年2月8日、日本マイクロソフトと連携し、パブリッククラウド「Microsoft Azure」の運用・保守、ならびに金融機関の運用要件に適合したマネージドサービス「金融機関向けcloud.config」を2018年6月にリリースすると発表した。
cloud.configは、Microsoft AzureのIaaS/PaaS環境の運用をフルマネージド型で支援するサービスである。同サービスに関わるすべてのシステム設計、開発、運用をFIXERが、Azureに関連する技術指導とユーザーに対する営業支援を日本マイクロソフトが担当する。
今回の金融機関向けcloud.configは、金融機関が求めるセキュリティ要件や可用性の要件を満たすようにした運用サービスである。「FISC安全対策基準」などの業界ガイドラインを基にしている。24時間365日のシステム監視によって、セキュリティとビジネスの継続性を確保する。
自前で開発したシステムの運用から、クラウドサービスの運用まで、Azure上で動作するアプリケーションやシステムの運用にかかる負荷を軽減できる。これにより、金融機関において独自サービスを迅速に開発できるようになり、顧客とのコミュニケーションにリソースを集中できるようになる。
金融機関以外にも、金融機関にシステムを納入するシステム構築会社がシステムインフラとしてAzureを採用する際のマネージドサービスとしても利用できる。