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FlyData、AIデータ処理製品の開発でRubyのまつもとゆきひろ氏をアドバイザーに招へい

2018年2月15日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

米FlyData日本法人は2018年2月15日、人工知能(AI)を利用したデータ処理エンジンの開発にあたって、Ruby言語を開発したまつもとゆきひろ氏がアドバイザーに就任したと発表した。データ処理エンジンにRubyや機械学習の技術を反映するとともに、同エンジンを活用したサービスを2018年度中に提供する予定である。

 米FlyDataは現在、AIを活用してデータの前処理や名寄せなどに使えるデータ処理エンジン「FaiDE(フェイド)」を開発中である。同エンジンには、Ruby言語と機械学習/ディープラーニング(深層学習)の技術を反映する予定である。

 同社がAI分野に参入したのは2017年9月。AIの権威として東京大学松尾研究室特任准教授の松尾豊氏をアドバイザーに迎えている。松尾研究室ではAIの研究から社会実装まで一気通貫で活動しており、松尾氏の協力によってAI分野における製品・サービス開発を促進する狙いがある。

 今回、AIを活用したデータ処理エンジンの開発にあたって、Ruby言語の開発者であるまつもとゆきひろ氏をアドバイザーに迎えた。Rubyに関する見識や技術的アドバイスを受けられるようになる。AIデータ処理エンジンを活用した課題解決型のサービスの開発を促進する狙いがある。

 FlyDataは従来、「FlyData Sync」と呼ぶ、クラウド型のデータ統合サービスを主軸に事業を展開してきた。社内で使っているデータベースサーバーのデータを、パブリッククラウド型のDWH(データウェアハウス)であるAmazon Redshiftにロードするサービスである。社内にあるデータを活用できるようにするのが狙い。

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