[新製品・サービス]

ファイルの暗号化を検知してブロックするランサムウェア対策ソフト、富士通SSL

2018年6月18日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は2018年6月18日、三井物産セキュアディレクションのランサムウェア対策ソフト「MBSD Ransomware Defender」の取り扱いを開始すると発表した。同日、販売を開始した。価格(税別)は、1ライセンスあたり4800円。販売目標は、2年で3億円、8万ライセンス。

 MBSD Ransomware Defenderは、ランサムウェア対策ソフトである。攻撃の対象となるファイルの状態に着目し、暗号化の挙動が起こったタイミングで攻撃を検知し、暗号化をブロックするとしている。

図1●MBSD Ransomware Defenderの概要(出所:富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ)図1●MBSD Ransomware Defenderの概要(出所:富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ)
拡大画像表示

 ファイルに対して行われる暗号化の挙動を検知するという仕組みから、振る舞い検知技術を回避する攻撃に対しても、即座にランサムウェアを検知できるとしている。

 仕組み上、運用が容易としている。パターンファイルを使わないため、定期的なパターンファイルの更新が不要。インターネットに接続できない環境でもアップデートを意識する必要がない。

 国産製品で、なおかつ日本語の画面を備えることから、短期かつ容易に導入できるとしている。また、他の主要なウイルス対策ソフトと同居可能で、ランサムウェア対策だけを追加できる。

関連キーワード

富士通SSL / ランサムウェア

関連記事

トピックス

[Sponsored]

ファイルの暗号化を検知してブロックするランサムウェア対策ソフト、富士通SSL富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は2018年6月18日、三井物産セキュアディレクションのランサムウェア対策ソフト「MBSD Ransomware Defender」の取り扱いを開始すると発表した。同日、販売を開始した。価格(税別)は、1ライセンスあたり4800円。販売目標は、2年で3億円、8万ライセンス。

PAGE TOP