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日立ソリューションズ、RPAロボット開発を標準化する情報ポータル「RPA運用支援クラウドサービス」を開始

2018年9月4日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日立ソリューションズは2018年9月4日、RPA(ロボットによる業務自動化)の運用に関する情報やツールをポータルサイトに集約し、ロボットの開発効率を向上させるサービス「RPA運用支援クラウドサービス」を発表した。2018年9月21日に提供を開始する。対象となるRPAソフトは「Automation Anywhere」(米Automation Anywhere製)。価格(税別)は、初期費用が10万円、サービス利用料が月額30万円から。

 RPA運用支援クラウドサービスは、RPAの運用に関する情報やツールをポータルサイトに集約し、ロボットの開発効率を向上させるサービスである。ロボット開発の標準化と共有を支援することで、ロボットの開発効率を高めるとともに、野良ロボットの発生を抑制するのが狙い。初期投資を抑えて素早くRPAロボットを全社に展開できるようになるという。

図1:RPA運用支援クラウドサービスのポータルサイトのイメージ(出典:日立ソリューションズ)図1:RPA運用支援クラウドサービスのポータルサイトのイメージ(出典:日立ソリューションズ)
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 ポータルサイトでは、日立ソリューションズでの実運用を通じて最適化した標準ガイドラインを提供する。開発申請のワークフローなど、さまざまな情報やツールを集約する。ロボットのサンプルや、ロボットを開発するための部品、開発テクニック、FAQなどもポータルで提供する。ユーザー自身で作成したガイドラインや社内で稼働するロボットのモジュールも共有できる。

  ポータルサイト上で解決できない質問やトラブルについては、ポータルサイトから日立ソリューションズのエンジニアに直接問い合わせることができる。これにより、ユーザー企業はヘルプデスの負荷を軽減できる。

 RPA運用におけるガバナンスを強化する機能群も提供する。社内におけるロボットの開発状況や稼働状況を一元管理できるため、野良ロボットの開発や稼働を抑止できる。また、ロボットを登録・利用する上でのコンプライアンス上のルール、ロボットが停止した場合の対処方法などの情報を共有できる。

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