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金沢市の機械メーカー、業務改革のためSAP S/4HANAとHANA Enterprise Cloudを導入

2019年1月21日(月)IT Leaders編集部

津田駒工業は、経営管理の効率化を図るために、ERP(統合基幹業務システム)ソフトウェア「SAP S/4HANA」およびクラウド基盤「SAP HANA Enterprise Cloud」を導入した。SAPジャパンが2019年1月18日に発表した。

 津田駒工業は石川県金沢市の繊維機械・工作機械メーカーである。同社はこれまで独自の基幹システムを構築して事業を管理してきた。今回、変化のスピードが増す時代に対応するために、最新鋭の基幹システムを導入し、新しい成長の基盤を構築することを決めた。

 ERPの導入により、生産状況など社内状況のタイムリーな把握や経営判断に必要な情報を一元管理し、データ化することで、より迅速かつ正確な状況判断と対応決定を図る予定である。

 また、システムに対応した業務の標準化、可視化を進めることにより、全社の業務全般の合理化・効率化を図って、生産性の向上や働き方改革に結びつけることを目指す。

 津田駒工業では、2018年9月に社内でプロジェクトチームを編成し、現状把握など導入に向けた準備作業を進めており、2019年1月からシステム設計を本格化している。

 同社は、SAPによって信頼性に優れたシステムを構築することが可能であるとし、SAP S/4HANAの採用を決定したという。

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