[市場動向]

2019年3月13日(水)日川 佳三（IT Leaders編集部）

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　ユーザー企業が新たなサービスを開発するために必要なPoC環境を、東京エリアのデータセンター2拠点で提供する（図1）。ミーティングが行える専用スペースや、セミナーやワークショップなどを開催できるプレゼンテーションスペースも設ける。

図1：Nexcenter Labのイメージ（出典：NTTコミュニケーションズ）
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　Nexcenter Labの目的の1つは、ユーザー企業が開発した最新技術やサービスをタイムリーに市場に提供すること。ユーザーが開発中の機器と、ディープラーニングやブロックチェーンなどの最新技術を組み合わせて検証できるとしている。

　設備として、ラック当たり30kW以上の高発熱GPUサーバーを冷却できるラック型の空調システムや、高電圧直流給電システム（HVDC）、国内3大IX接続やパブリッククラウド接続のネットワークサービス、などを利用できる。パートナーが提供するサービス（クラウドサービス、IT機器、SaaS無料アカウントなど）も利用できる。

　オープンイノベーションを実現する環境も提供する。例えば、本プログラムにおける各企業の活動を検索できるポータルを提供する。有識者によるセミナーやパートナーサミットを開催し、参加企業間の共創の機会を創出する。さらに、PoCの共同実施などの事例共有を通じ、各社の取り組みを支援する。

　パートナー企業は表1のとおりとなっている。