パソナグループのビーウィズは2019年4月2日、1カ月あたり数十枚から数百枚といった小ロットのデータ入力業務を代行する小規模BPO(Business Process Outsourcing)サービス「ANNIM(アニム)~みんなで使って育てるAI-OCR」を発表、同日提供を開始した。PDF化した帳票画像をOCR(光学文字認識)処理でテキスト化してくれる。最安価プランは月額3万円で、データ項目100項目までの帳票を300枚までテキスト化できる。
ビーウィズの「ANNIM(アニム)~みんなで使って育てるAI-OCR」は、1カ月あたり数十枚から数百枚といった小ロットのデータ入力業務を代行する、小規模BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスである。手書き帳票をPDF化してアップロードするだけで利用できる。クラウド上でAI-OCRを用いてテキスト化し、CSV(カンマ区切り形式)テキストの形でオンラインで納品する(図1)。
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急に発生した帳票作成やデータ入力などの業務に対し、社内に人員を確保することなく対処できるようになる。サービスのコンセプトは「課長係長クラスで決裁できるマイクロBPO」であり、月額3万円からの定額料金で利用できる(表1)。また、オンラインで申し込めるため、各職場で業務量が急増したその日から業務を開始できる。最短で4時間で納品可能としている。
プラン | エントリー | ライト | スタンダード |
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データ項目数 | 100項目まで | ||
月額費用(税別) | 3万円 | 10万円 | 30万円 |
データ帳票枚数 | 300枚 | 1000枚 | 5000枚 |
超過分の追加料金(1枚あたり) | 150円 | 75円 | 60円 |
帳票テンプレートの追加(1種類あたり) | 5000円(1カ月1種類まで無料) | ||
基幹システム連携 | なし(別途見積もり) | ||
スキャン代行 | なし(別途見積もり) |