兵庫県宝塚市は、個人市県民税や固定資産税、国民健康保険税などの市税の納税案内センター運営業務について、アイティフォーに業務委託した。「電話催告システム」を活用することで、業務効率化と着信率(架電接続率)向上を図る。5年間で市税は3%以上、国民健康保険税は4.5%以上の収納率向上を目指す。業務委託の契約期間は、2019年4月からの5年契約。
兵庫県宝塚市は、市税の納税案内センター運営業務をアイティフォーに業務委託した。BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)の契約期間は、2019年4月からの5年契約である。アイティフォーは、業務の遂行にあたって、アイティフォーの「電話催告システム」を導入する。
従来、兵庫県宝塚市では、滞納者へ電話案内をする際に、職員が手作業で架電リストを作成していた。納税案内センターの担当者は、作成したリストをもとに手動で電話をかけていた。
電話催告システムを導入すると、さまざまな条件で催告対象者リストを抽出できるようになる。また、繋がりやすい時間帯などを過去の通話履歴から分析することによって、最適な催告方法に基づいて架電対象者リストを抽出できる。これにより、滞納者への着信率を5年間で約6%向上させる見込みである。
アイティフォーは、これまで受託した他市でのノウハウを活用し、現年度分の市税の滞納者を対象に、徴収の強化を図る。こうして、翌年への繰越滞納者を抑制することに努める。契約期間中の5年間で、収納率を市税で3%以上、国保税で4.5%以上の収納率向上を目指す。
背景として、兵庫県宝塚市は、市税収入による財政確保を目指している。このための施策として、徴収業務の強化による収納率向上が喫緊の課題となっていた。解決策として、民間企業への業務委託を決めた。従来の手作業をIT化することで業務を効率化し、企業のノウハウを活用することで、さらなる収納率向上を図る。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



