さくらインターネットは2019年4月5日、同社が構築する衛星基盤「Tellus(テルース)」の開発・利用促進を行うアライアンス「xData Alliance」に、コンサルティングファームのPwCコンサルティングがビジネス開発領域(Tellusを利用したビジネス開発への協力)のメンバーとして加入したと発表した。
Tellusは、経済産業省の「平成30年度政府衛星データのオープン&フリー化およびデータ利用環境整備事業」を受けてさくらインターネットが構築する衛星基盤である。
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xData Allianceは、Tellusの開発への貢献と利用促進を目的に、2018年7月31日に発足したアライアンスである(図1)。現在、宇宙産業関連企業を含めた25の事業者・研究機関・団体が加入している。
xData Allianceのメンバー各社は、現在行っている事業の知見を生かし、主にユーザーの視点からの提言(基盤の使いやすさ向上のための提言など)を通じて、Tellusの開発を支援する。
利用促進に関しては、全国各地でデータサイエンティストを対象としたセミナーやコンテストの開催、衛星データと組み合せる様々な地上空間情報の収集、Webでの情報提供などを実施していく。
今回、2019年3月18日付けで、コンサルティングファームのPwCコンサルティングが、ビジネス開発領域(Tellusを利用したビジネス開発への協力)のメンバーとしてxData Allianceに加入した。