PwCコンサルティングとアマナビは2019年4月12日、ドローンを利用した業務コンサルティングと運用ソリューションの提供における協業を開始したと発表した。アマナビは、アマナグループでドローン人材育成や空撮事業を展開する企業。アマナビがドローン分野の専門スキルを有した人材を個人・チーム単位で育成・提供し、当該人材を活用して、両社がドローンの産業利用における運用支援で協業を行う。
PwCコンサルティングは、さまざまな業種でドローンを活用した事業推進のためのビジネスモデル構築支援、業務オペレーション設計、データ解析などのドローンソリューションの開発・運用をサポートしている。ドローンテクノロジーによる事業全体の付加価値向上のためのコンサルティングサービスを行っており、多くの企業や自治体との接点を有している。
アマナビは、ドローン操縦技術が高く、空撮の実績が豊富なパイロットが講師を務めるアマナドローンスクールを企画・運営している。
今回、両社の協業により、PwCコンサルティングは、ドローン活用を検討する各企業や自治体に対してビジネスモデル構築、オペレーション支援の役割を担う。そのチャネルを通じて、アマナビは企業のニーズに合わせて適切に育成したドローン人材を企業へ提供する。
アマナビとPwCコンサルティングは、この枠組みによってアマナビが個人のドローンスキル向上と就業支援を行うとともに、両社によるドローンの産業利用における運用支援により、企業や地方自治体におけるドローンの活用を促進していく考えだ。