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ネットワールド、Apache Kafkaの商用パッケージ「Confluent Platform」を出荷

2019年4月23日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ネットワールドは2019年4月23日、センサーデータの収集/配信などに適したイベントストリーミング基盤ソフトウェア「Confluent Platform」を発表、同日販売を開始した。Apache Kafkaの商用版パッケージにあたり、信頼性などを高めるツール群を合わせて提供する。開発会社は、米Confluent(コンフルーエント)。

 Confluent Platformは米Confluentが開発したApache Kafkaの商用版パッケージである。ミドルウェアとして、大規模なIoTセンサーデータやログデータ、監視データなどを高速に取り込んでキューに溜め、これを配信する。常時発生するストリーミングデータを滞りなくシステムからシステムへと流すためのデータパイプラインとして機能する。

図1:Confluent Platformが備える機能の構成(出典:ネットワールド)図1:Confluent Platformが備える機能の構成(出典:ネットワールド)
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 Apache Kafkaのコア機能に加えて、データ処理機能や信頼性などを補完する各種の機能を提供する(図1)。例えば、SQLエンジンのConfluent KSQL、IoT向けのメッセージプロトコルMQTTとの接続機能、自動で動作するデータバランシング、耐障害性を高めるための複数データセンターへの複製、KPIを追跡しSLAを満たすためのGUI、データ暗号化、認証/許可、などを提供する。

 Confluent Platformをクラウドサービス型で利用できる「Confluent Cloud」も用意した。AWS(Amazon Web Services)、Microsft Azure、GCP(Google Cloud Platform)のインスタンスとして管理サービス込みで提供する。ライセンスはオンプレミス用のソフトウェアとクラウドサービスともに年額制のサブスクリプションで、従量課金となっている。

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