インフォアジャパンは2019年8月26日、クラウドサービス型BI(ビジネスインテリジェンス)ソフトウェアの新版「Birst 7」を発表した。新版では、アナリストによるデータ分析と、各部門の業務担当者によるセルフサービス型の分析をともに強化した。自由度と制御のバランスをとりながら、管理された洞察を組織全体に提供できるとしている。
Birstは、「ネットワークBI」というコンセプトをもとに設計された、マルチテナント対応のクラウドBIサービスである。組織内の様々な部門で管理している分析データモデルを連携させて、データと人を接続する。これにより、新しいレベルの洞察を提供する。中央管理された分析だけでなく、各部門の業務担当者によるセルフサービス型の分析ができる。
Birstは、クラウドベースのSaaSとしてだけではなく、オンプレミス環境で仮想アプライアンスとしても実装できる。オンプレミスに導入した場合でも、クラウド環境と同様の機能やアップグレード、サポートなどを利用できる。
新版のBirst 7では、新しい監査機能や、よりきめ細かいユーザー管理機能など、現場担当者によるセルフサービス型の分析を実現するための管理モジュールを拡張した。コンプライアンスとガバナンスの中央管理を維持しながら、データモデリングを各主管部門に委ねることができるとしている。
新版ではまた、大規模で複雑なスキーマのモデリングが可能になったとしている。また、機械学習アルゴリズムによって、これまでユーザーが活用できなかった洞察を提供するとしている。
セルフサービス向けのデータ準備機能も追加した。複雑なSQLやスクリプトを使うことなく、行から列へデータを入れ替えられるピボット変換機能などを追加した。行レベルのセキュリティをテナントレベルで作成・管理するための新しいインターフェイスも追加した。
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