ウェブテクノロジは2019年9月10日、画像の画質を落とさずにファイル容量を軽量化する「SmartJPEG」シリーズの新ラインアップとして、SaaS版の「SmartJPEG Cloud」を発表した。同日付けで提供を開始した。パイロット事例の1つとして、日本トイザらスのオンラインストアが同サービスを導入済みである。
SmartJPEGは、画像の画質を落とさずにファイル容量を軽量化するツールである。主に、Webサイトの画像を軽量化する用途を想定している。これまで、Webサーバー側で動作するコマンドライン版を提供してきたが、今回新たにSaaS版をラインアップに追加した。
SaaS版は、画像の軽量化をクラウド側で実施する。Webサイトからクラウドに画像ファイルを渡して軽量化する仕組み。Webサイトを運営するユーザーは、画像のURL部分を変更することで同サービスを利用できる。変換元の画像を1枚用意すれば、画像サイズやフォーマットなどを動的に変換し、サイト訪問者の閲覧環境に合わせた画像を出力できる。
各画像の性質を独自のアルゴリズムで判断し、自動でそれぞれの画像にもっとも適した軽量化処理を行うとしている。一般的な画像であれば、元画像の半分から1/3程度まで軽量化が可能という。
なお、SmartJPEGシリーズは、各画像の性質を独自のアルゴリズムで判断し、自動でそれぞれの画像にもっとも適した軽量化処理を行う、としている。一般的な画像であれば、元画像の半分から1/3程度まで軽量化が可能という。