インターネットイニシアティブ(IIJ)は2019年9月25日、Windowsアップデートを一元管理するWSUS(Windows Server Update Services)機能をアウトソースできるサービスを発表した。AD(Active Directory)のアウトソーシングサービス「IIJディレクトリサービス for Microsoft」のオプションとして「WSUSオプション」の名称で提供する。2019年10月1日から提供する。
IIJは、AD(Active Directory)をクラウドサービスとして提供している。IIJが管理するクラウド基盤上でADを動作させ、ADサーバーの運用を代行するものである。ユーザーは、みずからADサーバーを立てて運用する必要がなくなる。
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今回、ADのクラウドサービスのオプションとして、WSUS機能のクラウドサービスを追加した。IIJのクラウド基盤上でWSUSサーバーを動作させ、WSUSサーバーの運用を代行する(図1)。
WSUSとは、ソフトウェアの更新プログラムを自動的にダウンロードして適用するWindows Updateを、社内で一括管理できる機能である。
ユーザーは、ADとWSUSを合わせて導入することによって、部門やグループ単位で順次プログラムを配布するなど、Windows Updateの配布スケジュールを管理できるようになる。ネットワークが込み合う状態を回避できる。
WSUSオプションの価格(税別)は、初期費用が30万円、月額費用が1リージョンあたり10万円。ADサービスと同時に申し込んだ場合は諸費起用がかからない。WSUSについて詳細なサポートを提供するアドバンスサポートオプションは月額5万円。前提となるADサービスの価格は、初期費用が96万円。月額費用が12万円。
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