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DataRobot、中堅企業を対象としたAI活用支援プログラム「DataRobot Starter Program」

2019年11月19日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

DataRobotは2019年11月19日、年商1000億円以下の中堅企業を対象としたAI活用支援プログラム「DataRobot Starter Program」を発表した。2019年11月20日から販売する。価格(税別)は、年額1000万円。これにあわせ、中堅企業のIT支援実績が豊富なキヤノン ITソリューションズと新たに販売代理店契約を締結した。

 DataRobot Starter Programは、AIプロジェクトの成功ノウハウ、ライセンス、教育プログラムを、まとめて提供するサービスである(図1)。これまで大企業向けに提供してきたプログラムを中堅企業向けに作り直した。同プログラムを採用すると、自社でデータサイエンティストを養成できるとしている。

図1:DataRobot Starter Programの概要(出典:DataRobot)図1:DataRobot Starter Programの概要(出典:DataRobot)
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 各種の部署においてAIプロジェクトの創出、運営が可能になるとしている。例えば、実践的なビジネス課題に取り組みながら、AIプロジェクトを推進できる。また、DataRobotを活用しながらAIプロジェクトを推進する市民データサインティストも育成できる。

 まずは、ステップ1として、AIプロジェクト導入を判断するためのAI導入診断を提供する。ステップ1を通して、ユーザーの事業状況に適したメニュー(プラン)を提示する。

 例えば、マシンラーニング(機械学習)の自動化によって実現できる成果を理解するセミナーを、ハンズオン形式で実施する。DatRobotを自社の事業でどのように活用できるのか、テーマ(ユースケース)の創出支援をワークショップ形式で実施する。創出したテーマを詳細化かつ精査し、ビジネスインパクトと実現可能性の観点から評価し、レポートを作成する。

 ステップ2では、DataRobot Starter Programを実施する。DataRobotのライセンスを提供するとともに、各種のプログラムを実施する。例えば、「DataRobot AIアカデミー」のデータサイエンティスト養成プログラムを提供する。「DataRobot University」によるDataRobot活用に関するトレーニングも提供する。AIプロジェクト導入に必要なテーマの創出やテーマの推進、実ビジネスへの運用定着化のための運用化支援などを実施する。

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