自治体および企業向けの業務システムを扱う西菱電機は2019年12月18日、「IT診断サービス」の提供を開始した。ITシステムの課題と対策案をレポートにまとめて提供する。診断料金の参考価格(税別)は、1回あたり10万円から(業務が多岐にわたる場合は料金が変わる。遠隔地の場合は交通費を実費請求する場合がある)。診断後に、IT機器やサービスの導入を希望する場合は別途費用がかかる。
西菱電機の「IT診断サービス」は、ITシステムの課題と対策案をレポートにまとめて提供するサービスである。中堅・中小企業向けに、ITを導入できる人材の不足や、導入効果がわからないといった課題への対応を支援する。アドバイザーが対面で業務内容やITの活用度をヒアリングしたうえで、システムの適合性、保守・運用、組織・人材などの観点から、部門の課題と対策案を簡単にまとめた診断レポートを提供する(図1)。
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具体的には、まず、ヒアリングを対面で行う。事前に資料を提出することは不要で、ヒアリング時の質問も業務改善のために必要な項目に絞っているので、気軽に相談できる。
業務内容とIT活用状況をヒアリングし、どの業務でどのような課題があり、どのような対策が可能で、それによる効果はどの程度見込めるかを簡単にまとめた診断レポートを提供する。レポートを活用して業務改善に役立てることが可能だ。
診断して結果を報告した後や、システムを選定・導入・導入した後も、伴走型の支援を提供する。
診断の流れとしては、西菱電機のWebサイトから申し込みをしたあと、対面でのヒアリングを行う。そして、診断を行って、その結果を報告する。その後は、伴走型の支援を提供する。
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