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ヤマハ発動機、経費精算クラウド「Concur Expense」と出張管理クラウド「Concur Travel」を導入

2020年4月22日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ヤマハ発動機は、間接費を管理する基盤として、経費精算・管理クラウド「Concur Expense」と出張管理クラウド「Concur Travel」を導入した。旧システムから6カ月で移行し、2019年11月に稼働させた。クラウドを運営するコンカーと、システム導入を手がけた日本IBMが、2020年4月22日に発表した。

 ヤマハ発動機は、コスト削減やガバナンス強化などを目的に、既存システムに代わって経費精算・管理クラウド「Concur Expense」と出張管理クラウド「Concur Travel」を導入した。

 複数のシステムで構成していた旧システムから6カ月で移行し、2019年11月に稼働させた。移行にあたっては、SIを手がけた日本IBMの支援の下、構想策定フェーズにおいて、プロジェクト実現後の「あるべき姿」を議論し、改革施策を具体化させて取り組んだ。

 出張管理クラウドのConcur Travelを利用することで、従業員は会社の出張規程に即した航空券・ホテルを簡単に手配できる。一方、企業は、出張規程の遵守を徹底できるため、出張コストを削減し、ガバナンスを強化できる。

 Concur Travelの予約情報は、経費精算・管理クラウドのConcur Expenseと連携している。このため、従業員の経費精算申請のガバナンスを強化できる。

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