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ラック、Elastic Stackを販売、ITシステムの動作記録分析システムなどをユーザーに提供

2020年7月29日(水)IT Leaders編集部

ラックは2020年7月28日、検索エンジン「Elasticsearch」(開発元:米Elastic、日本法人はElasticsearch)を中核とするソフトウェアスイート「Elastic Stack」を販売すると発表した。システム稼働ログの分析や企業内の情報検索など、Elastic Stackを活用した用途別のシステム製品も開発して提供する。

 ラックは、検索エンジンを中核とするソフトウェアスイート「Elastic Stack」を販売する。SIEM(セキュリティ情報およびイベント管理)として使うための機能を備える(関連記事「セキュリティ分析には検索が欠かせない」、検索エンジンのElasticがSIEM機能をリリース)。

 Elastic StackのSIEM機能では、イベントの収集、検索、関連付け、分析ができる。OSのシステムログやネットワーク機器のログなどを取り込んでデータベース化できる。分析画面では、イベントデータを時系列で表示できる。注目するIPアドレスやユーザーなどを指定して監視するといった運用ができる。

 ラックは、Elastic Stackを活用した、用途別のシステム製品も開発して提供する。例えば、ITシステムのログデータを分析してシステム管理やマーケティングに役立てるシステムや、社内に分散しているドキュメントを横断検索するシステム、セキュリティ情報を集約して分析するSIEMシステム、などを開発して提供する。

 製品販売の背景として同社は、ユーザー企業の多くは、情報システムのログデータを有効活用できていない状況、各部門や各システムに分散した情報を、横断的に検索・分析するニーズが増えている状況を挙げる。

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ラック / Elastic Stack / SIEM / Elasticsearch

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