[新製品・サービス]
ZenmuTech、秘密分散を用いる情報漏洩対策ソフト新版「ZENMU for PC 5.1.1」、BLEモードでiPhoneに分散片を保存
2020年8月3日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三
ZenmuTechは2020年8月3日、データを分割して無意味化する“秘密分散方式”を採用した情報漏洩対策ソフトウェア「ZENMU for PC」の新バージョン5.1.1を販売開始した。新版では、オフラインストレージとして、Bluetooth Low Energy(BLE)をサポートしたiPhoneを利用できるようにした。また、より多くのデータを保護できるように、保護対象となる仮想ドライブに移動できるフォルダの最大数を4から20に増やした。
ZenmuTechの「ZENMU for PC」は、ファイルをAONT(All-or-Nothing Transform)方式の秘密分散を用いる情報漏洩対策ソフトウェアである。ファイルを2分割し、一片をPCの内蔵ディスクに、もう一片をUSBメモリーやファイルサーバーなどの外部ストレージに分散保管する。二片が揃わないとデータを読み取ることができないので、一片が漏洩しても元の情報は漏洩させずに済む(図1、関連記事:ZenmuTech、秘密分散型の情報漏洩対策ソフトを刷新、将来の外部デバイスの選択肢を拡大)。
図1:ZENMU for PCに備わる秘密分散の仕組み(出典:ZenmuTech)拡大画像表示
Windows上に作る仮想ドライブ(ZENMUドライブ)が、秘密分散の対象となる。「Eドライブ」などのドライブレターを付けて運用できる。ファイルをZENMUドライブに保存するだけで、分散保存できる。外部ストレージを切り離すと、ZENMUドライブが見えなくなる。PCに外部ストレージを接続するとZENMUドライブが現れ、ファイルにアクセスできる。
分散片を保存する外部ストレージとしては、USBメモリー、Bluetooth接続のスマートフォン、社内の共有サーバーなどを利用できる。分散片の大きさは1KBと小さい。今回の新版(バージョン5.1.1)では、外部ストレージとして、Bluetooth Low Energy(BLE)をサポートしたiPhoneを利用できるようにした。iPhoneユーザーは、より簡便にZENMU for PCを利用できるようになった。
新版ではまた、より多くのデータを保護できるように、保護対象となる仮想ドライブに移動できるフォルダの最大数を4から20に拡張した。新版ではさらに、ZENMU for PC起動前にネットワーク認証を必要とするユーザーに向けた機能として、スタート画面からWebブラウザを起動する機能を追加した。
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