NECは、経費処理や間接材の調達プロセスを改善するため、調達・購買アプリケーションの「SAP Ariba」を導入した。第1フェーズとして、NECおよびNECマネジメントパートナーに導入する。将来的には、国内外のグループ企業に展開する。システム導入はアビームコンサルティングが担当する。SAPジャパンが同年8月3日に発表した。
NECは、経費処理や間接材の調達プロセスを改善するため、調達・購買アプリケーションのSAP Aribaを導入した。第1フェーズとして、NECとグループ企業のNECマネジメントパートナーに導入する。将来的には、国内外のグループ企業への展開を計画している。
今回の導入では、戦略的ソーシングから購買オペレーションまで、SAP Aribaの主要全モジュールを導入する。さらに、電子署名ツール「SAP Signature Management by DocuSign」、プロセスマイニングツール「SAP Process Mining by Celonis」、SAP Analytics Cloudも導入する。
NECは、2019年7月に「経費・間接材調達プロセス改革プロジェクト」を発足し、調達領域のデジタル変革に着手している。同プロジェクトの下、「外部支出コストの削減」、「社内業務の効率化」、「コンプライアンス違反防止」、――を目的に、SAP Aribaを採用した。