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MDIS、PDF文書に電子署名を施すクラウドサービスを開始、印影の画像も追加

2020年8月31日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)は2020年8月31日、これまで紙で実施していた押印手続きを電子化するクラウドサービス「MistyGuard<クラウド電子署名サービス>」を発表、同日提供を開始した。PDF文書をアップロードして印影画像を追加し、電子署名を施せるサービスである。価格(税別)は、100ユーザーで年額36万円。販売目標は年間100社。

 三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)の「MistyGuard<クラウド電子署名サービス>」は、これまで紙で実施していた押印手続きを電子化するクラウドサービスである。WebブラウザでアクセスするWebアプリケーション画面を提供する。PDF形式の文書を用意し、Web画面にアップロードして利用する(図1)。

図1:MistyGuard<クラウド電子署名サービス>の概要。Web画面にPDF文書をアップロードして使う。印影画像を追加し、電子署名を施せる(出典:三菱電機インフォメーションシステムズ)図1:MistyGuard<クラウド電子署名サービス>の概要。Web画面にPDF文書をアップロードして使う。印影画像を追加し、電子署名を施せる(出典:三菱電機インフォメーションシステムズ)
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 クラウド画面では、PDF文書に印影画像を追加し、電子署名を施せる。印影の位置も、画面上でPDF文書を表示させながら指定できる(画面1)。こうして押印したPDF文書をダウンロードできる。印影画像や、電子署名に使うデジタル証明書の秘密鍵などは、クラウドで管理する。

画面1:MistyGuard<クラウド電子署名サービス>のWebアプリケーション画面。PDFファイルを表示しながら印影の押印位置などを指定できる(出典:三菱電機インフォメーションシステムズ)画面1:MistyGuard<クラウド電子署名サービス>のWebアプリケーション画面。PDFファイルを表示しながら印影の押印位置などを指定できる(出典:三菱電機インフォメーションシステムズ)
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 まずは、PDF文書に対する電子署名サービスを開始した。今後、タイムスタンプ機能や長期間の署名、Excel/WordなどのOfficeファイルを自動でPDF化する機能、連続署名機能などを追加する。また、電子署名済みファイルをクラウド上に保管して閲覧できるようにするほか、スマートフォンから利用できるようにする。

  価格(税別)は、100ユーザーで年額36万円(1ユーザーあたり月額300円)、50ユーザーで年額20万4000円(1ユーザーあたり月額340円)、10ユーザーで年額4万3200円(1ユーザーあたり月額360円)。これとは別に、別途初期費用が必要。初期費用は、初期設定費が10ユーザーまで1万円、電子証明書が1万5000円。

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