リアライズ(現NTTデータ バリュー・エンジニア)とNTTデータビジネスシステムズは2020年9月15日、データマネジメント基盤の導入から運用までを支援するコンサルティング/SIサービス「データ視点アプローチによるデータマネジメント基盤サービス」を発表した。データ分析を経営に活用できるように、データの収集・蓄積、データの加工と整備、データの活用を一貫して支援する。
リアライズ(現NTTデータ バリュー・エンジニア)とNTTデータビジネスシステムズの「データ視点アプローチによるデータマネジメント基盤サービス」は、データドリブン経営を目指すユーザー企業を対象に、データマネジメント基盤の導入から運用までを支援するサービスである。データ分析基盤の提供に合わせて、データの収集、蓄積、整備、活用までを一元管理できる仕組みや運用体制を構築する(図1)。
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サービスメニューは、「データブレンディングサービス」「基盤構築サービス」「システム運用・定着化支援サービス」の3つで構成する(表1)。ユーザーの目的や状況に応じて、必要とするサービスを選んで導入できる。
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データブレンディングサービスでは、マスター統合/データモデリング、データクレンジング/名寄せ、データカタログ作成支援、データガバナンス支援、マスターデータ移行支援、分析支援などを提供する。
基盤構築サービスでは、ETL(抽出/加工/登録)ツールやデータレイクの整備などデータ管理基盤を構築するほか、BI(ビジネスインテリジェンス)ソフトウェアなどを用いてデータ分析システムを構築する。
システム運用・定着化支援サービスでは、システムの運用サービスや、データ分析支援サービス、データ分析の研修サービスなどを提供する。
提供の背景について同社は、データドリブン経営のためにDMP(データ管理基盤)やCDP(顧客データ基盤)などがあるが、単に基盤を導入しただけではデータを活用できないという状況を挙げる。「DMP/CDPにどのようなデータを入れ、どのように管理し、どのように分析につなげるのかという「データ視点でのアプローチ」を検討する必要がある」(同社)